カラオケで
「なんかかっこよく歌えない」
と思うことはないだろうか。
今回はロックに歌うことで、
「あれ、俺歌そんなにうまくないのに結構いい感じに歌えるぞ」
と思えるようになることを伝えたい。
実は管理人は歌がうまくない。
これまでたくさんの人に歌の歌い方を教えてきたが、肝心の自分の歌い方が対して上手くない。
(それでも人がついてきてくれたのは、管理人の経験や集めた情報に価値を感じてくれたからだが)
歌が上手くなくても、カラオケではよく
「おお、すごい」
と人に言わせることができる。
それはなぜかといえば「ロックな歌い方」を実践してきたからだ。
「どうやったらロックな歌い方なんてできるんだよ」
そんな声に答えるために、今日はいくつかロックっぽい歌声の特徴を紹介していく。
ロックな歌い方の代表的なテクニック3
ロックな歌い方というが、ロックじゃなくても当然通用する。
「アツい感情のこもった歌い方」をどのジャンルでもできるようになる、ロック歌唱テクニックをみっつお伝えしよう。
ロックな歌い方①1音だけすごくノドを閉めて歌う
歌のフレーズの中で強調する1音を、すごくノドを閉めて人間の声じゃないような締め声を出す。
1:15あたり、「ガゥ”!!」と、人間とは思えないような声が出ている。
58〜59秒あたりに「じゃ”ぁ”ぅっ!!」って言ってる部分がそうだ。
1音だけノドを締めてかっこよくする歌い方だ。
「叫び声押しころ”ぉ”(殺)して」
と、ろ”ぉ” となってるところがノドを締めている。
「流れだぁ”した!」となっている部分。
ここであげたアーティスト以外でも色々なアーティストがアクセントとして使っている。
探してもなかなか見つけづらいと思うが、その理由として
「どの曲でも乱用しているわけではない」
ということだ。
アクセントとして、この「1音ノドじめ術」を使うと、こなれた感じが出て非常にロックになりかっこいい。
ロックな歌い方②部分的に声をがならせる
これは非常に多いテクニックだ。
それも扱いが難しい。
がならせすぎると下品になり、ほどよくかっこいいぐらいのがならせ方が必要になる。
すごく必死で感情的な声になるのでカラオケで熱唱するとアツい。
「おぉばぁらいっ」
という部分の声をがならせている。
「とまれない」の「とま」ががならせられている。
「とぎれない」の「ぎれ」もだ。
「そんなことわかってる」の「(そん)なことわ(か)」
の部分が結構声を絞っている。
ロックな歌い方③声をひっくり返す
これもポピュラーなテクニック。
語尾をひっくり返すテクニックと、語頭、中間、をひっくり返すテクニックがある。
「いちにちぃー↑」
と語尾がひっくり返る。
「きざ↑ぁんでーるー今」
と、途中の「ざ」がわずかにひっくりかえる。
これはよく注意してきくリスナーしか気づかない。
これらの歌い方をマスターしたら間違いなく、一眼置かれる存在になるだろう。
管理人は一時、モテたいが一心に、歌とは別に
このようなサイトを見ていた。
「モテ方」について極めたブログであるが、私としては
「人としての魅力を高める」価値のある内容だったのでよければ読んで見てほしい。
では、話を戻そう。
ロックな歌い方をマスターするにはどうしたらいいか
ただ、今の動画をきいてもらっても
「こんな歌い方真似できるわけないだろ!」
と思われるかもしれない。
管理人も相当練習して真似できるようになったタイプだ。
ここでは、「がならせ方」と「声のひっくり返し方」について、ヒントを書いていく。
ただ、これを読んで「できた」と思っても、実際の歌のなかに盛り込むことは非常に難しい。
カラオケで「スロー再生」で歌ったり、キーを変えて歌いやすいキーにするなどして最初は練習しよう。
慣れればどれほど高い曲でも原曲キーでかっこよく歌うことができるようになる。
ロックな歌い方マスター法①声のがならせ方
声をがならせると、1音アクセントでも、部分がならせ法でも、好きに声を歪ませることができるようになる。
その練習方法はいたってシンプル。
「長い咳払い」をするだけだ。タンが詰まってるときをイメージして欲しい
「ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”っほん」
「お”お”お”お”お”お”お”っほん」
といった感じですると声ががならせられてることがわかると思う。
慣れれば咳払いをしながら
「こ”ん”に”ち”は”」
といった風に喋れるようになる。
あとは歌いながらがならせるだけだ。
「がなってる声」がイメージしにくいときは
サザエさんの「かつお」「はなざわさん」あたりの真似をしてみよう。
「マスオ」さんも声をがならせて喋ってる。
これは声優さんでさえ、キャラクターを特徴づけるために声をがならせているという例でもある。
あとは実際にカラオケで歌いながらがならせること。
いくら声をがならせることができても、実際に歌うときにがならせる練習をしなければうまくできない。
がならせ方に不自然なところがないかを自分で録音してよく聞いてみるべきだろう。
ロックな歌い方マスター法②声をひっくり返す
B’zやセクシーな歌声を出すロックアーティストのようなひっくり返す音をマスターしよう。
これにもコツがいる。まず裏声が出せることが条件だ。
「歌声が出せない人」というのも一定数いるかもしれないが、まずは裏声を出す練習をして欲しい。
そして、歌声が出るようになるならば、地声と裏声を切り替える練習だ。
「あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑」
とひっくり返す練習をする。
慣れれば、喋りながら声をひっくり返す練習。
「きょうは↑いい天気↑ですが、とてもあつ↑いですね↑」
といった風にだ。
これもあとはカラオケにいって歌いながら練習してみるほかないだろう。
バンドデビューしてみるのも上達の近道だ。
バンドの始め方について書いた記事があるので、
こちらもぜひ読んでおこう。
最後に(注意点)
これらの歌い方をマスターすると確かに歌が下手でもかっこよく歌えるようになる。
腹式呼吸やするどい発声をマスターしなくても、音楽業界には「マイク」という強い味方がいるためだ。
弱い声の人には弱い声をマイクで大きくし、それを「繊細な声」として人々に聞かせることができるのだ。
必ずしもオペラ歌手や民謡歌手のようなすごい声を出せなくてもいいのが音楽業界なのだ。
したがって、カラオケ程度であればそのような難しい技術は必要ないし、管理人とて大した実力はない。
なので、このようなアクセントや味付けをしていくことで歌を上手くきかせることができる。
ただ、注意して欲しいのはアクセントはあくまでアクセントだということだ。
先ほどの例の動画でもあげたが、テクニックを使ってる部分は総じて限定的だ。
これを常にがなりっぱなし、声をひっくり返しっぱなしにしてるととても滑稽な歌い方になってしまう。
そうなるとただの下品で聞くに耐えない歌声にしかならないし、カラオケではドン引きされるだけだ。
その加減を冷静に判断するためにも、必ず歌声は録音し、自分で聞き返し、原曲のアーティストよりしつこくないかをよく確認しよう。
歌が上手く聞かせるようになれれば、管理人のようにカラオケ趣味をこじらせてバンド活動をしてみるといいだろう。
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